- 最終更新日:2025.05.01
- 公開日:2025.04.29
ドライバー泣かせ?引越しは挑戦する楽しさの連続。
こんばんは。今日は『昭和の日』ですね。
昭和の日は、昭和天皇の誕生日だった4月29日を、
昭和の時代を顧み、国の将来を考える日として制定された祝日です。
もともとは「天皇誕生日」→「みどりの日」→「昭和の日」へと変わったそうで、
正直、私も詳しく知りませんでした(笑)
さて、本日も引越し作業をさせていただきました。
色々な物を運ばせて頂きました。
思い返せば、コロナ禍ではマスクをたくさん運んだ時期もありました。
けれどやはり一番難しいのは——引越しの荷積みです。
なぜなら、二度と同じメニューはないから。
お客様ひとりひとりの暮らしや荷物に合わせて、
その場で考え、組み立て、積み上げていく。
大変な作業ですが、実はけっこう頭を使います。苦手ですけど(笑)
荷物には、お客様の思い出が詰まっています。
中には、二度と手に入らない大切な品も。
だからこそ、緊張感を持って、慎重に、丁寧にといつも思っております。
まだまだ沢山ありますが、許可を頂いたお客様の画像を添付しております。
一般家庭/店舗/オフィスなど汎ゆる立地や重量物など、ベッドや家具の分解組立/洗濯機の取り外し設置などなどです。
工数が多いのも特徴であります。
部品がなくなりますと大変ですのでダブルチェックなどかかせません。
特に家具家電などは、傷つかないように養生も大切です。
その場合の資材も必要不可欠です。出発前の確認も要チェックです。
そんなこんなで引越しの作業はとても大変ですが『やりがい』は、凄くあります。
引越しの荷積みは、ただ荷物を運ぶだけの作業ではなく
玄関の幅、エレベーターの大きさ、通路の狭さ、建物の構造——
ひとつとして同じ現場はありません。
荷物だってそうです。
大きさ、形、重さ、そして「壊れやすさ」。
それらすべてを瞬時に判断して、
どうやったら安全に、無駄なく、きれいに積み込めるかを考える。
まるで、その場でしか完成しないパズルみたいなものです。
若い頃は、正直なところ、
「とりあえず詰め込めばいいだろう」くらいに思っていた時期もありました。
でも、経験を重ねるうちに、
積み方ひとつで運びやすさも違うし、到着時の荷降ろしのしやすさも違うことに気づきました。
そして何より——
お客様の大切な想い出を運んでいるんだという意識を持つと、
積み込みにも自然と**“美学”**が生まれてくるんです。
うまく積み上がったトラックの荷室を見ると、
たとえ汗だくでも、疲れていても、
どこか静かな達成感があります。
「よし、今日もいい積み込みができた」と、
心の中でひとりガッツポーズをしている自分がいます(笑)
見積もりでトラック1台で収まると伝えているのに『入りきりませんでした』は、料金も嵩みますし料金を頂かないと売上にも支障が起きる大事なポジションです。
積み込みはもちろん大事ですが、引越しはそれだけでは完結しません。
搬出も、搬入も、現場で交わす声かけ一つ一つも、
積み込みは、引越しのほんの一部にすぎません。
玄関を通るときも、階段を下りるときも、荷物をおろすときも——
チームで支え合うそのすべてが、引越しのストリーが出来て
すべてがつながって、ようやく一件の引越しが事故なく安全に完結致します。
引越しは、荷物を運ぶだけの仕事ではありません。
一つひとつの荷物に、お客様の暮らしや想いが詰まっている。
だからこそ、現場で支え合い、声をかけ合いながら、事故なく安全に届けること。
それが、私たちの仕事の本当の意味だと思っています。
今日も、お客様の引越しを無事に終えられたことに、心から感謝致します。
最後に引越し作業の合間でお客様との会話、、、、、重要でとてもとても大切です!!!!
言葉にしなくても伝わる安心感。
ふとした会話の中に生まれる信頼感。
それもまた、引越しの一部だと思っています。
次回、
「ご苦労さま、よりも、ありがとう——現場の本音。」
現場では、たった一言に救われる瞬間があります。
「ありがとう」という言葉の持つ力と、私たちが引越しを続ける理由について語ります。
最後までお読みいただいて有難うございました。