- 最終更新日:2025.04.14
- 公開日:2025.04.14
怒っても、伝わらない。育てる現場のつくり方。静かに怒るけど、ちゃんと育てます(笑)
おはようございます。
昨日の、日曜日はずっと雨でしたね。
土曜日に社用車の洗車ガラスコーティングしたので『雨よいつでも来い!』な感じにしました。
完全に私です。髪切らないとお客様に失礼なくらい伸びてます。。。。
ただお客様のところに伺う車は綺麗に越したことないですね!!
さて、今回のタイトルですが——
『怒っても、伝わらない。育てる現場のつくり方。』
こういうタイトルをつけておきながら、正直に言いますと、
私は若いころから、ずっと諸先輩や恩師にたくさん怒られてきた側の人間です。
だからこそ、「怒られる側の気持ち」が少しわかるつもりです。
「怒る」「叱る」……その言葉が正しいのかどうか、今でも迷うことがあります。
ただ、どちらも**受け取る側と伝える側の“感覚の違い”**が大きいのかもしれません。
いざ自分が「言う側」の立場になると、
正直……怒るとか叱るって、すごく疲れるんですよね。
感情をぶつけること自体もエネルギーが要りますし、
終わったあとに「あぁ…言いすぎたかな」と自分が嫌になることもあります。
私が強く言う時というのは、決まってひとつ。
それは、スタッフや周囲に危険が及ぶ場面です。
怪我や事故につながる可能性があるとき、そこだけははっきり伝えます。
一方で、ちょっとしたミスや確認不足のような時は、
大切なのはその後、どれだけ迅速に改善できるか。
だから私が心がけているのは、“言葉”の選び方です。
「ありがとう」「ごめんなさい」「すみません」
——どれも大事な言葉ですが、やっぱり私は**「ありがとう」が一番大切**だと思っています。
普段から、相手にどう伝えるか。
どんな言い方を選ぶか。
それだけで、相手の受け止め方やその後の行動が変わってくるんですよね。
何かミスがあったとき、
「あれじゃ駄目だな」と「あれじゃ駄目だよ」
——語尾が少し違うだけで、受け取る印象ってまったく変わってきます。
私は、何が駄目だったのかをしっかり説明して、納得してもらうことを大切にしています。
とにかく、ひとりひとりに“別の伝え方”で伝えることが大事。
全員に同じ話し方は通用しませんし、
そこを「面倒くさい」と思ってしまったら、指導者としては終わりだと思っています。
むしろ、その“面倒なこと”を、どれだけ自然に・スムーズにこなせるか。
それが、今の自分の役目なんじゃないかと思っています。
何かを頼む時も、同じです。
「申し訳ないんだけど、ベッド分解したいので工具取ってくれる?」
「ありがとう、助かったよ!」
そんな相手を思いやる言葉が、自然と出てくるようにしたい。
ドライバー取ってくれる?だけでも良いですがベッドを分解するためなどの目的も伝えると良いかもです。
ベッド分解かぁ??じゃプラスドライバーと六角レンチだななど相手も考えるよな行動に移す伝え方も大事ですね!!
相乗効果です。たぶん。
こういうことを書くと、「綺麗事じゃない?」と思われるかもしれません(笑)
でも私は、それを綺麗事に聞こえてしまう自分が恥ずかしいだけなんじゃないかな、と思ってます。
変なプライドとか、格好つけとか、いらないんですよね。
だから私は、お節介かもしれないけど、細かく伝えるようにしています。できるだけ早く、できるだけ丁寧に。
特に、指示を出すときには、迅速に・詳細にを心がけています。
現場は動きの連続。情報があいまいなままだと、ミスも不安も生まれてしまいます。
結局、伝えることを面倒くさがらないこと。
言い方ひとつ、タイミングひとつで、
相手が変わり、チームが変わり、会社も少しずつ変わっていくんだと思います。
ミスは誰でもします。でも、それをどう受け止めて、どう伝えるか。
そこで、相手が育つかどうかが決まると思うんです。
怒ることが目的じゃない。育てることが目的。
だから私は、今日もまた“伝えること”を続けていきます。
一応リーダーなので!!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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次回、「引越しには、物語がある。人生の節目に寄り添う仕事。」
上京、結婚、子育て、マイホーム。
ひとつのご家族とともに歩んだ、4回の引越し。荷物の奥にある“人生”に触れた日々を振り返ります。