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  •  最終更新日:2025.04.28
  •  公開日:2025.04.08

EPISODE 2 現場にこそ学びあり。社長、朝イチで若手と汗をかくの巻

おはようございます。
桜もだいぶ散ってきましたね。

「花見?行きましたか?」なんて聞かれますが……行ってません(笑)
毎日トラックで走ってますから、車窓からで十分満喫してますよ。

さて、今回のタイトルには「現場で汗」とありますが——
実は私、あまり汗をかかない体質でして。
作業中もわりと平然としてるんで、「あれ?社長サボってる?」なんて思われがちです(笑)

朝は毎日早いです。
というのも、運送会社は出庫・帰庫時に「点呼」がありますから。
ドライバーの体調やアルコールチェック、運行指示などを毎回確認します。
お互いにとって負担な部分もあるので、いずれはIT点呼に切り替えていけたら…と思っています。

運行管理者の皆さん、本当にお疲れさまです。
私もそのひとりとして、日々現場を支えています。

弊社は少人数でやっている会社ですので、
私が現場に出ることも少なくありません。

できればお客様に気づかれないようにしているんですが、
ときどき「社長さん…ですか?」とバレます(笑)

本音を言えば、もっと事業を拡大していきたい気持ちはあります。
でも同時に、スタッフ一人ひとりの気持ちやプライベートな話を大切にしたいと思う自分もいて、
だからこそ現場に顔を出し、彼らと直接話す時間を持つようにしています。

実は、トラックの車内で話す時間がすごくいいんです。

密室ですし、お互い逃げられないですし(笑)
それもあって、運転はだいたい私がやります。

助手席に座ったスタッフがポツリと話し出すような、
そんな“自然な会話”の中から、
今の悩みやモチベーションの変化が見えてくることもあります。

ちなみに私は、運転中がいちばん考え事ができるタイプです。

本当はよくないんですが……なぜか昔から、運転してると頭が整理されていくんですよね。
アイデアがふっと湧くのも、だいたい走ってるときです(笑)完全駄目ですね。

すみません。本題からズレてましたね。。

私が現場に出る理由——それは、仲間の声を聞くために、私は現場にいます。

現場では、社長とかドライバーとか、肩書きは関係ありません。
その場にいる全員が、**「同じ現場で動く仲間」**です。

もちろん社内では立場の違いはありますが、
作業が始まれば、みんな同じ目線。
荷物を運ぶ手つきも、声かけも、そこに上下はありません。

ただ、お客様の前ではお互いしっかり敬語を使います。
どんなに親しいスタッフ同士でも、お客様先ではきちんとした距離感を保つ。
これはうちの現場のちょっとした“ルール”でもあります。

こういう細かいところに、会社の「雰囲気」とか「美学」って出るんですよね。

そして、こうした空気感があってこそ、
他のスタッフたちがのびのびとアイデアや提案を出してくれるんです。

こうした空気感があるからこそ、
スタッフたちも、のびのびとアイデアや提案を出してくれます。
だから、現場の声はとても大切なんです。

それに、現場の士気も上がります。
引越や重量物の搬出・搬入は、完全にチームワークが命です。
一歩間違えれば、大きな怪我や事故につながりかねません。

だからこそ、現場に立つ私自身が、
仲間の声をしっかりと聞くことを大切にしているのです。

現場に出るたびに思うのは、「会社は人でできている」ということです。

仲間の声を聞き、お客様の言葉に触れ、
その一つひとつが、自分を成長させてくれます。

私の役目は、たぶんまだまだ続いていきますが、
これからも、現場に立ち、仲間と一緒に汗をかきながら、
この会社を、少しずつ、でも確実に前へ進めていきたいと思っています。

ただいつかは離れないと駄目ですよね。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。

次回、「ミスは怒るためじゃなく、育てるためにある」
新人スタッフがやらかした“ある失敗”。
でも、それは怒る場面じゃなく、育てるチャンスだった——
私なりの伝え方と、心の中で静かに思ったことをお話しします。

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